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Writer's picture小澤美智子

にわとりのトールペイント 2017年バージョン

年末の忙しい中、 和柄トールペイントをしました。

2017年の干支の「にわとり」を描きたい 描かなくては、と思っていたのですが なかなかアイデアが浮かばずにいました。

普通の置物じゃつまんないし・・・

ですから、 こんなギリギリになってしまいましたが 「にわとり2017バージョン」を 作りました。

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ちょっとフレンチアンティーク風 和柄サンプラーです。 (なんじゃそれ、笑)

こちらは、 背景ボードの色を変えて撮影しました。

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今回は、日本の典型的な和柄をいろいろ入れて デザインしました。

矢絣(やがすり): 江戸時代に、結婚の際に矢絣の着物を持たせると出戻ってこない (射た矢が戻ってこないため)といわれるようになり、縁起柄とされるようになった。

青海波(せいがいは): 大海原の波のように、平穏な暮らしがいつまでも続くように、 という意味が込められています。

亀甲(きっこう): 亀の甲羅の形に由来するもので、 日本では長寿吉兆の象徴「鶴亀」に結びつくため、縁起柄と言われます。

観世水(かんぜすい): 「流れる水は腐らず」と言いますが、常に新しく変わりながら姿をとどめている水の流れに、 人間の理想の姿を重ね合わせたのかもしれません。 止まることのない未来を表した模様です。

切金(きりがね): 薄くの延べた金を細かく切って、漆器の模様に使いました。 金は神々しく輝く縁起のいい色です。

麻の葉: 麻は成長が早いです。 麻のようにすくすくと大きくなれ、という願いを込めて、乳児の肌着などに用いられた模様です。

和柄には、おめでたい意味や 優しい思いがたくさん込められています。

その意味を噛みしめながら 来年はもっともっとかわいい和柄を ステンシルとトールペイントを使って 表現していきたいと思います。

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