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Writer's picture小澤美智子

わたせせいぞうの「菜」にはまる!

わたせせいぞうさんの 「菜」という漫画をご存知でしょうか?

わたせせいぞうと言えば 1980年代に 「ハートカクテル」という漫画が流行りましたね。

あっ、年がばれちゃう??

都会風のちょっと垢抜けた主人公を描く 漫画家さんです。

現在、朝日新聞の綿矢りささんの連載小説 「私をくいとめて」の挿絵を描いています。

こちらの「菜」は全12巻、 1992年から「モーニング」に連載され 2007年から同じく「モーニング」で 続編「菜~ふたたび~」が連載されて こちらも単行本全3巻が出されてます。

実は「菜」を偶然知って 漫画が欲しくなって ヤフオクで12巻2500円で買いました^^

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ヒット作の「ハートカクテル」も読んだことないのに なんで「菜」にはまったのでしょう?

それは、 菜の着るアンティークの着物が 超可愛かったからです。

設定はこんな感じです↓ ******* <菜 SAI> 鎌倉に住む富田耕平・菜夫妻を主人公に 四季に彩られた日本の美しい風物をちりばめながら 家族の折々の情景を鮮やかに描き出す物語です。

大勢の家族でにぎやかに育った耕平と 両親を事故で亡くし天涯孤独で生きてきた菜が 愛情に溢れた家庭を築いてゆく とても心温まる漫画です。 ******

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主人公の菜は、 毎日亡くなった母の形見の着物を着ていて 台所に立つときは白の割烹着姿。

夏は浴衣、冬は袷と、 出てくる着物は盛りだくさん!

色も柄も、本当にかわいい!

この菜の着物に合わせて 和柄トールペイントの アクセサリーシリーズを作っちゃおうか、 と思うくらいです。


(↑耕平さんが浮気しそうになるシーン)

またね、 時代が懐かしくていいんですよ。

耕平さんがたびたびホステスと飲むシーンは バブル時代を彷彿とさせるし 「兄さんの愛人」なんてのも普通に出てくる。

野良猫拾って縁の下で育てるのも 昔はあったな〜って感じ。

可愛らしいだけの作品ではなく 結構笑えるし、 日本の花や帯結びの解説も所々あり、 大変勉強になる作品です。

そして最後は必ずほっこりと 心温まります。

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家に12巻積んでおいたら、 浪人生の息子が 「実は毎日寝る前に読んでるんだ。 結構面白いね。」

お〜、この良さがわかる息子、 大人だわ〜。

って、もうすぐ試験が始まるのに マンガ読んでていいんかいっ(ーー;)

みなさまも機会があったら ぜひ読んでみてくださいね。

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