アメリカントールペイントには ものすごい種類の絵の具を使います。
というか、長年やっていると 色がどんどん増えていってしまうのです。
私はアメリカのPlaid社の デルタセラムコートを使っているのですが、 全部で200色くらいあります。
うちにある絵の具は数えたことはないのですが 20年以上トールペイントしているので。。。
まあ、200色くらいはあるんでしょうね。
さて、私が教えている和柄トールペイントですが、 基本色48色で作品を作っています。
生徒さんにも これ以上は揃える必要はない、と 言っているんですよ。
私が「感覚」で揃えた 和柄に使えそうな色ですが、 これが意外にも当たっていたのです。
実は、ターナー色彩株式会社という 絵具やペンキの会社が、 「ジャパネスクカラー」という シリーズを出しています。
全69色を揃えているのですが、 私が選んだ色とほぼほぼ合います。
そして、その色の名称が面白い!
うめ紫 うこん色 きつね色 江戸紫 千歳緑
昔の日本の自然の中にあったモチーフから つけられた名称なのでしょうね。
横文字の色より愛着がわきます。
和柄トールのクラスでは 「ここは深緋(こひき)で塗ってね」 なんて言ってみようかしら??
って、生徒さんは迷いますね^^
このターナーのジャパネスクカラーを 画家の中村ケンゴさんが使ってらっしゃるそうですが、 日本画に使う岩絵の具の風合いを出していて アクリル絵具独特のてかりを抑えた 画期的な絵の具だそうです。
日本画のようなマットな仕上がり、 「ざらざら」とした質感。
う〜ん、 ぜひ使ってみたいですね。
さらに接着力にすぐれ 様々な素材に描けるようなので 作品の幅も広がります。
1本20mlで270円と、 セラムコートより高いのですが アマゾンで探したら 45色セットが9000円で売っていたので 研究熱心な方はぜひ買ってみてくださいね!
こんな素敵な作品が描けるそうですよ。
<ターナーHPより http://turner.co.jp/art/japanesque/>
ちなみに私が選んだ和柄色 セラムコート版は 以下の通りです!
楽天のネットショップ 「つくる楽しみ」で1本151円で購入すれば 電車賃も浮きますよ^^
つくる楽しみ↓
白黒メタリック系 White Lt. Ivory Antique White Black Metalic Gold Metalic Silver
茶系 Spice Brown Spice Tan Empire Gold Opaque Yellow Straw Old Parchment Maple Sugar Tan Burnt Umber Dune’s Beige Golden Brown又はRaw Sienna
赤系 Cardinal Red Magenta Touch O Pink Antique Rose Bright Red Black Cherry Morrocan Red Tomato Spice Adobe Red
青系 Navy Blue Chambray Blue Turquoise Liberty Blue Denim Blue Blue Danube Wedgewood Blue North Sea Laguna Blue Salem Blue
オレンジ系 Coral Sunkissed Coral Poppy Orange
紫系 Purple Lilac Deep Lilac
緑系 Seminole Green Leaf Green Hunter Green Wedgewood Green Black Green English Yew Green Moss Green
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