東京都新宿の中井あたりが、東京友禅の染物屋が多い、 染めの街、ということをご存知でしたでしょうか?
えええ??新宿でそんな伝統が、と思いますよね。
東京友禅(東京手描友禅・江戸友禅)は、技法的にも京友禅や加賀友禅と大差はなく、 伝統的な手描友禅の技法を用い、江戸の時代から受け継がれ、 粋で洒落た感覚と都会的でモダンな色調で描かれています。
私が体験をしたのは、東京手描友禅工房協美さん。 上落合の駅から徒歩6~7分のところです。 妙正寺川を渡って行ったのですが、昔はその川に、反物が干されていたそうです。
先生は新宿区技の名匠マイスターに選ばれた大澤学先生。 優しそうなお母様がアシスタントで入っていました。
そして私は半襟を作る体験をしたのですが、 好きな柄を選んで、色を塗っていきます。
これが、私のトールペイントよりはるかに上級で、 色を自分で決めてください、と言うのですよ。
それって、一番難しいところですよね。
さらに半襟なので、どんな着物をに合わせるかを考えると、色合いも違ってきます。
私はとりあえず、ふくら雀と梅の柄を選びました。
そして、先生と相談して、ピンクと紫のぼかしで色を塗り、 ふくら雀はそのままの色で。
色は全て先生の調合です。さすがですね~~。 トールペイントのセラムコートが、どんだけ有難いと思ったことか。
こんな感じに出来上がりました。
周りの人に、ぼかしが上手ですね~、なんて言われましたよ。 トールペイント歴は長いですからね。
染め上がった作品は、着物と同じような後処理(蒸し・水洗・湯のし)をした後に、 郵送してくれます。出来上がりが楽しみ!!!
さらに着物に合わせたら、また画像をアップしますよ!
本当に習い事って楽しい!!
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