漆器ペイントの第一回認定講師になりました。
昨日1月28日に東京の神田で行われた 認定課題の作品を作った先生方が一同に集う 「特別講習」に参加してきました。
雑誌でしか見たことのない有名な先生が 5人も勢ぞろいし、 直接デモンストレーションをしてくれるんです!
も〜う、 最高に贅沢な時間でした。
参加された先生方は 沖昭子先生 鈴木理才先生 土橋まゆみ先生 島貫尚美先生 阿部まさ子先生
姉御のような阿部まさ子先生が トールペイントが食用の漆器に描けるのは 画期的なこと、というお話をされました。
そうですよね〜。
いままでお皿に描くことはあっても ニスを塗った上には 食品は載せられなかったのです。
確かにトールペイントの 幅が広がりましたね。
各先生方から 課題作品の描き方を教えていただき 次は島貫先生指導による蒔絵作りの実習です。
蒔絵というのは 漆で絵を描いた上から金粉を「蒔く」絵なので 蒔絵と呼ばれます。
白漆と生漆を混ぜた液を使い、
かぶれないようにゴム手袋をしながら
ライナー筆で描いていきます。
漆なので、 乾くには適度な湿度と温度が必要です。
絵を描いたら ダンボールで作った漆風呂で10分乾かし 上から金粉をかけて さらに漆風呂で8時間かけて しっかりと乾かし固めます。
こちらが漆風呂です。
夏の湿度と温度が高い時は早く固まり、 冬場は固まるのが遅いそうです。
固まった後に金粉をのせても 定着してくれない。。。
う〜ん、失敗しそう。 経験がモノを言いますね。
実は、家に帰ってから続きを描こうと思って ラップで保存して持ち帰った漆を開けたところ、 固まっていた(ーー);
この作品のバラは仕上げたかったので 仕方なく、漆をネット注文しました。
漆、高いんですよね〜。
でも、セミナーで描いて 金粉を蒔いた部分は綺麗に仕上がっていました。
漆が来て、残りの部分が出来上がったら またアップしますね(^^)/
最後にディプロマを頂いて 特別講習会は終了しました。
こちらが嬉しそうにディプロマ持ってる私です。
認定講師になったと言っても、 まだ課題作品を仕上げていないので 胸を張って講師とは言えませんが、 今日習ったことを実践し漆器を仕上げていきます!
仕上げたら教えますので ぜひお教室に来てくださいね。
それにしても 先生方、オーラが違っていました。
服装も素敵だったし、 やっぱりいつも人に見られているという緊張感が より素敵にさせるんだろうなと思いました。
帰り際に沖昭子先生と一緒に 写真を撮ってもらいましたが ご本人の了解を取り忘れたので お見せできないのが残念です。
こちらの記事も御覧ください。
Comentarios