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Writer's picture小澤美智子

白洲正子ときもの展に行きました

銀座の松屋で行われていた特別展 「白洲正子ときもの」に行きました。

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白洲正子さんは、 お嬢様、奥様でありながら 自分の主義主張を貫いた カッコイイ女性でした!

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正子さんは、 樺山伯爵の娘として恵まれた環境に育ち アメリカ留学から帰国後 白洲次郎氏と結婚。

白洲次郎もなかなかのボンボンで 遊びも派手だったようですが のちに吉田茂の側近として活躍したそうです。

写真もあったのですが、 当時は珍しくちょっと洋風な顔をした イケメンです。

正子さんは 骨董やきものに美を見出し、 銀座で染織工芸店「こうげい」を始め 職人や工芸作家との交流を深め きものの美を世に広めました。

展示されていたのは お母様から受け継いだ着物や 能舞台で着た着物、 また、正子さんが日常身につけていた 着物や和装小物の数々。

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着物は訪問着のような 華やかなものではなく、 紬などの織の着物ばかりでしたが 高価なもの、上質なものばかりでした。

しょせん、 一般人には真似のできない生活ですね。。。

でも、 「私は、美術品が夢にもわかるとは思っていないが、 自分が好きなものだけははっきりしている。 それを知るために、何十年もかかったといっていい。」 とおっしゃっています。

晩年の正子さんの顔は 私が「こんな顔で年取りたいな〜」 と思うような晴れやかなお顔でした。

好きなものを追い求めると そんな顔になるんですね。

私も 「これからは好きなことをして 自分に正直に過ごして行こう!」 と決めました。

ところで、 東京都町田市のお家は ご長女が「武相荘」という ミュージーアム兼レストランを 運営されています。

一度行ってみたいな〜と思って調べたら 入館料1,050円もして どらやき1,000円、カレー2,100円と、 なんだかホテル並み。

まあ、いいか、 白洲正子は追っかけなくても。

自分は自分の宝物を探そう!!

そして、特別展を出たら そこには呉服の催事が〜〜〜。

松屋さん、うまいぞ! 着物に感化された人がたくさん!

何も買いませんでしたが (あっ、買えませんでしたが) おしゃれな半襟や、 鼻緒がファーのお草履なんかに 目が釘付けでした〜〜。

来ている人も和装が多く、 とっても刺激の多い1日でした。

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