もう20年以上もアメリカ人アーチストのトールペイント、いわゆる「アメリカントールペイント」を何人もの生徒さんに教えてきました。

 

アメリカントールペイントとはアメリカ人のアーチストさんが描いたアメリカ独特の風景やモチーフを木や布、ブリキなどに描くものです。

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そのアーチストが書いた説明書を読み図案を写し、作品の写真を見ながらオリジナルの作品と同じように仕上げるのです。

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そんな私を見てある友人が

「なんでアメリカから日本なの？日本からアメリカでしょ？」

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と悪気なく言った言葉が心に深く刺さりました。

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今までアメリカの田園風景やテディベア、スノーマンなど海外のモチーフを描いてきた私ですが、その中に私のオリジナリティはひとつもありませんでした。もちろんそれらのモチーフは今でも大好きですが、実は日本古来の「和」のモチーフも自分は大好きだったんですね。

 

祖父が買ってくれた振袖の柄、

実家の床の間にあった掛け軸の絵

母から娘に送られた雛人形など

「和」のモチーフがいっせいに頭に浮かんできました。

 

「そうだ、これをトールペイントしたい」

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そう思って始めたのが「和柄トールペイント」です。

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オリジナルを作ることを20年間考えなかった私が「和柄を描く」と決めた途端に、アイデアがどんどん浮かんできました。

 

不思議なことに、何時間もかけて描いたベティ・ケイスネスの作品より、自分のオリジナルの小さい和柄うさぎの方が愛おしく思えてしまうんです。

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今回、そんな体験をあなたにもしていただきたくて和柄トールペイントアクセサリーコースを作りました。

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簡単なトールペイントのテクニックとクセサリーを作る方法を動画でお教えするコースとなっていますが、最終目標はオリジナルデザインを作ることです。

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自分の中にあるアイデアは人それぞれです。

 

ぜひ、自分の中にある「和の心」を見つけ小さなキャンバスに表現してみてくださいね。